問題
解説
「あなたは私の友だちです。」と言うときは、私から見て、あなたは友だちだ、ということです。
図で書くと、こんな感じです。

「あなたのペンは、私の2倍です。」と言うときは、私から見て、あなたのペンの数は2倍だ、ということです。

図で書くと、こんな感じです。

このとき、私(基準となるもの)を「もとにする量」、あなた(注目しているもの)を「くらべる量」、私から見て、あなたが何倍あるのかを「割合」、といいます。
枠をつなげる
「AはBの2倍で、CはAの3倍です。」の図は、下のようになります。

枠を分ける
「AはBの0.8倍で、残りはCです。」の図は、下のようになります。

枠の使い方

●もとにする量(私)から、くらべる量(あなた)を求めるときは、矢印通りなので、かけ算します。
□ = 5 × 0.6 (あなた = 私 × 割合)

●くらべる量(あなた)から、もとにする量(私)を求めるときは、矢印の逆になるので、わり算します。
□ = 3 ÷ 0.6 (私 = あなた ÷ 割合)

●割合を求めるときは、「くらべる量(あなた) ÷ もとにする量(私)」を計算します。
□ = 3 ÷ 5 (割合 = あなた ÷ 私)

もとにする量(私)の割合はいつも1です。
例1「AはBの0.6倍で、残りは10mです。」
もとにする量の割合は1なので、残りの量の割合は、1 ー 0.6= 0.4 になります。
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例2「AはBの0.7倍で、AとBを合わせると34kgになります。」
もとにする量の割合は1なので、合わせた量の割合は、1 + 0.7 = 1.7 になります。
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